幼児英語のフォニックスとサイトワーズを成功させるには？

幼児英語のフォニックスとサイトワーズを成功させるには？

幼児期からの英語教育を成功させるためには、フォニックスとサイトワーズの学習が必要不可欠になります。

いずれも英文を読むことに役だつ知識ですね。

 

フォニックスで文字と発音のしかたを学び、サイトワーズで頻出単語を学んでいくイメージを持ってもらえればOKです。

実は、この2点について幼児期から学ぶ上でも、成功組と失敗組に分かれます。

 

こちらでも英語は英語で学ぶことに焦点を充てましょう。

フォニックスとサイトワーズの読み書き練習をすることも大事ですが、まずは正しい発音でアルファベットや単語を言えるようにすることが肝心です。

今回は、幼児英語のフォニックスとサイトワーズの正しい習得方法について解説します。

 

 

①幼児英語におけるフォニックスの成功する教え方

フォニックスの教え方のコツを掴むことは、わが子に正しい発音で英語を習得させることにつながります。

「各種アルファベットの発音」や「ほかの文字との結びつき」をを知ることで、子どもは音読が上達します。

 

 

1.1　フォニックス（Phonics）とは

フォニックスとは、英語の基本的な発音ルールに当たります。

日本語でいうところの「かなの五十音」ですね。

この規則性を知らなければ、子どもは独学（見よう見まね）で発音するしかありません。

 

そうなると、ネイティブスピーカーと会話をする上で、「伝わる単語とそうでないもの」ができてしまいます。

1つの言語を習得する上で、こうした誤差というのは会話の障壁になりかねませんよね。

こうした事態を防ぐために生まれたのが、フォニックスという英語のルールなのです。

 

1.2　幼児英語における成功するフォニックスの教え方

フォニックスの教え方には諸説ありますが、成功するのは「絵本」を使った教え方です。

1ページの真ん中にアルファベットが記載されており、その周りに頭文字の一致する物のイラストが描かれているタイプがおすすめ。

 

フォニックスを絵本で学ぶには、1つのアルファベットに対して1つの挿絵が描かれた絵本を子どもに見せます。

次に、アルファベット練習用のCDをかけながしましょう。

この時、ママ・パパは、読み上げられているアルファベット・該当する挿絵を指さします。

 

②幼児英語におけるサイトワーズの成功する教え方

サイトワーズを習得することで、英単語を瞬時に発音できるようになります。

フォニックスで学んだアルファベットのルールや音の出し方をもとに、子どもが使用する頻度の多い英単語を把握させましょう。

2.1　サイトワーズとは

英単語とは、いくつかのアルファベットの集合体を指しますね。

その中でも頻出するものをサイトワーズと呼びます。

フォニックスが「かなの五十音」ならば、サイトワーズは「常用漢字」に当たります。

 

• サイドワーズ一覧

1.the

2.be

3.to

4.of

5.and

6.a

7.in

8.that

9.have

10.I

 

1文字～4文字程度のアルファベットの集合体の読み方を正しく発音するために、サイトワーズという学問が生まれたのです。

幼児期からサイドワーズを把握しておくことで、わが子の英語力は格段に向上します。

 

また、サイトワーズは全部で300語あります。

これらすべてを網羅することにより、英語圏で出回っている書物の70パーセントを読み進める力がつくわけです。

 

わが子の幼児教育に本腰を入れるご両親なら、この概念については熟知しておきたいところですね。

真の国産バイリンガルを生めるかどうかも、幼児教育の質にかかっているのですから。

 

2.2　幼児英語におけるサイトワーズの成功する教え方

幼児英語の中でサイトワーズを正しく教えるには、スペリングテストを行うのがおすすめ。

その際に、1つ1つのアルファベットを発音させながら、該当する英単語の正しい書き取りを覚えてもらいましょう。

 

こうすることで、サイトワーズだけでなく、最初に学んだフォニックスの知識も忘れずに済みます。

子どもが書き取り練習に慣れてきたら、イラスト付きの英単語カードを用意し、発音練習を兼ねて読み上げてもらいましょう。

 

先の記事でもお伝えしたように、幼児期からの英語学習で成功するためには、視覚情報と聴覚情報のバランスがとれた学び方が肝心です。

それは、サイトワーズを覚える際にも言えることですので、書き取りだけで勉強を完結させないようにご注意ください。

 

また、フォニックスの学習と同様、サイトワーズを習得する上でもCDのかけながしは有効です。

本場の英語の発音を聞かせ、フォニックス・サイトワーズの学びを成功へと導きましょう。

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