幼児が英語を話せるようになる為の語彙数

幼児が英語を話せるようになる為の語彙数

幼児が英語を話せるようになる為には、およそ10,000の語彙数が必要です。

これは、外国人の子どもの約3分の2程度。

ネイティブスピーカーの場合は、幼児期までに15,000語を記憶しているとされています。

 

わが子の幼児教育を成功させるにはまず、5歳~6頃までに最低限必要な語彙数を覚えて英会話ができるようにしていきましょう。

また、語彙数が増えるほど、難易度の高い中学・英検の合否率が変わってきます。

 

小学校3年生からは受験準備がはじまるわけですから、幼児のうちに子どもの語彙力の底上げを目指したいところ。

今回は、幼児が英語を話せるようになる為の語彙数についてお伝えします。

英検の受験級別・必要な単語力についても言及しますので、1つの目安としてください

 

①幼児が英語を話せるようになる為の語彙数10,000語の達成時期

 

ひと口に「幼児」といっても、生まれてから何歳までを指すのかが不透明ですよね。

そこで、1つの節目を中学受験と仮定しましょう。

特に進学校に入学させたい気持ちがなければ、英検の取得予定時期をゴールとするのもOK

 

ここでは、幼児が英語を話せるようになる為の語彙数10,000語の達成時期についてお伝えします。

 

1.1 0歳~6歳までの幼児の習得可能な語彙数

 

幼児期を0歳~6と仮定した場合、早い子で幼稚園・遅くとも小学校に上がるまでにはえ英語を話せるようになる為の語彙数を覚えられます。

下記に、それぞれの時期ごとに習得可能な単語の数をまとめてみました。

  • 幼児が習得可能な語彙数(時期別)

 

時期

単語数

0歳~1歳

50語

1歳~2歳

200語

2歳~6歳

5,000~10,000語

 

上記は、幼児がそれぞれの時期に覚えられる単語の合計数です。

2歳過ぎから急速に記憶力は発達していき、1日あたり約6語もの言葉を学び、その意味を落とし込んでいくとされています。

1.2 6歳を過ぎると幼児の枠を外れて習得可能な語彙数が減る

子どもの言語能力の発達について研究するスティーブン・ピンカーによると、6歳を過ぎた人間は習得可能な語彙数が減ると言われています。

なぜなら、幼児の枠を外れて、脳が成人の大きさと同等になるからです。

 

ある程度脳が完成形に近づくことで、ニューロンと呼ばれる神経細胞は、幼児期(臨界期)特有の驚異的な記憶力を持たなくなります。

そして、ゆるやかに大人と変わらない成長度合いへと変化していくのです。

 

幼児が英語を話せるようになる為の語彙数は、6歳までには覚えさせたいもの。

10,000語という膨大な単語量を難なく覚えられる時期なので、早めに習得させれば、7歳以降にはじまる受験対策にも時間の余裕が生まれます。

1.3 幼児のうちに語彙数10,000をクリアすれば、英検1級取得も夢ではない

  • 英検レベル別・必要な語彙数の目安

2

約5,000語

1

約8,000語

1

約10,000語~15,000語

 

②幼児が英語を話す為に必要な語彙数を習得する方法

0歳~6歳の間にどれだけ効率よく10,000の英単語を記憶することができるか。

それが、幼児教育を行う上で一番大切なポイントとなります。

では、英語を話すために必要な語彙数を習得する方法は、どのようなものなのでしょうか。

 

ここで考えたいのが、「記憶のしくみ」です。

人間は、物事を覚える時に3つの段階を経ています。

下記に記憶のしくみをまとめてみました。

 

  • 人間の記憶のしくみ

 

感覚記憶

感覚器官に数秒間だけ保管される記憶。

意味のある情報だが、曖昧。

短期記憶

20秒間維持できる記憶。

上塗りされやすい。

長期記憶

習慣・興味の対象などが長期記憶の対象。

忘れにくい。

 

こうした3つの段階があるわけですが、大事なのは「英語を長期記憶に留めること」です。

人間は忘れる生き物なので、学びの習慣づくりをしなければなりません。

つまり、一夜漬け・三日坊主な勉強のしかたでは、感覚記憶としてしか覚えられません。

 

上記の表からもわかるとおり、感覚記憶に入った情報というのは上塗りされやすい…。

わが子が、英語以外に興味の対象を見つけてしまえば、すぐに忘れ去られてしまうのです。

このような記憶のしくみをママ・パパが理解しておくことで、適切な学習ができます。

・英語のかけながしと絵本で長期記憶入りを目指そう

幼児の長期記憶に残る学習とは、音のかけながしと絵本を使った勉強方法です。

毎日繰り返し教材を使い、「無意識のうちに子供が英語を話せるようになっていた」というのが理想形。

 

英語に触れることを習慣にして話せるようになり、中学受験・英検でも優遇を受ける。

ここまでクリアできれば、ご両親だけでなく、お子さんにも自信がつくはずです。

幼児の前に分厚い参考書を何冊も積んでしまう学習方法ではなく、記憶のしくみに則り、自然と英語を習得して話せるようにすることを意識しましょう。

 

 

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